DSPLinksでシミュレーション
デジタルフィルタをFPGAに実装する前に、DSPLinksでシミュレーションをしておくと、後々の実機デバグの際に役立ちます。
このアーカイブを解凍した後、DSPLinksのディレクトリにコピーしましょう。その後DSPLinksを実行してIirDesign4.DE2を開き、SIGGEN(Signal
Generator)を選択し、右クリックでOpen a Monitorでモニタウインドウを開きます。また同様にTXTOUT(Text
File Output)のモニタウインドウも開きましょう。

以下のように、入力は200kHzの矩形波、出力は高調波が取れてサイン波に近くなっています。

FFTMON(U_6, U_7)のモニタウインドウを開くとスペクトル(周波数成分)を確認できます。基本波は200kHzで、高調波は600kHz、1MHz、1.4MHz・・・と続き、出力では高調波が減衰していることを確認しましょう。

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