信号の流れ
A-D/D-Aコンバータを使う
 今回は以下のように(株)マルツ電波製のA-D/D-A基板MSI3000を使用して実験を行います。また、SoftOscillo2によりパソコンをジェネレータ&オシロスコープとして使用します。


LchとRchの比がシステムの周波数特性になる
 上図で示すように、パソコンのSpeaker Outからの信号はモノラルであり、そのLchはスルーでパソコンのLine Inに戻っています。したがって、パソコンのLine InにおけるRch/Lchがこのシステムの周波数特性になります。

サンプリング周波数は12kHz
 MSI3000基板にはSi3000(シリコンラボラトリ社製音声コーデック)が搭載されており、その最高サンプリング周波数12kHzでA-D/D-Aします。A-Dコンバータではいったん高い周波数でオーバサンプリングし、デジタルLPF(アンチエリアシングフィルタと呼ばれる、fc 5.4kHz)で高周波を急峻にカットし、その後ダウンサンプリングでfs 12kHzとします。

FIRフィルタは係数可変の400タップ
 LPF, HPF, BPF, BRFの4種類を選択可能にするために係数を4種類用意し、外部スイッチで切り替えます。それぞれ400タップでビット長は20です。

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