実験風景 |
![]() 今回使用するFPGA(XC3S250E-VQ100)はDesign Wave Magazine(CQ出版社)2007年7月号付録基板に搭載されています。この基板にはA-D/D-Aは搭載されていないため、別途MSI3000基板(マルツ電波)でA-D変換、D-A変換を行います。また、FPGAの書き込みには専用のケーブルが必要です。 ![]() 今回はパソコンをジェネレータ&オシロスコープとして使用するため、パソコンのサウンドデバイスから信号(アナログ)を注入します。また、システムの出力(アナログ)をパソコンのサウンドデバイスで観測します。 ![]() MSI3000にはSi3000(シリコンラボラトリ)という16ビットのA-D/D-Aコーデックが搭載されています。そのI/Fはシリアルなので、FPGA内でS-P(シリアル−パラレル)変換します。その後デジタルフィルタリングを行い、その結果をP-S変換してからSi3000に出力します。MSI3000は下の写真のように赤のジャンパでMode0(マスタモード)に、緑のジャンパでLchはスルーし、RchだけをA-D/D-Aします。 ![]() FIRフィルタの係数は4種類(LPF, HPF, BPF, BRF)あり、DIPSW(ディップスイッチ)で切り替えられます。 ![]() 今回電源は+5VのACアダプタから供給され、MSI3000基板ではそのまま使用され、DWM付録基板では3.3Vに減圧されて使用されます。
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