18-03 Pythonの変更点(白埋めによる正方形化など)

●GTSRB(道路標識)と同じようにPythonを走らせる

 movobj_float.pyTesMovObj.csvをtrain_1, val_1と同じディレクトに置きます(図18‐15)。

図18‐15 2つのファイルをコピー

●評価用/訓練用それぞれ10クラスの画像フォルダ

 val_1(評価用)には図18‐16のような10フォルダ、train_1(訓練用)には図18‐17のような10フォルダがあります(これらの対応は図18‐18参照)。

図18‐16 評価用このようなフォルダ名


図18‐17 訓練用のフォルダ名は数字にする

●Pythonプログラム(小数版)を見てみる

 movobj_float.pyを開いて"classes"を検索すると図18‐18のようになっています。例えば一番上、0:'bike' となっているのは、図18‐17の
"0"フォルダにバイクの画像があるということです。
 また一番下、9:'bk_wh' となっているのは、図18‐17の
"9"フォルダに黒→白(縦方向)の画像があるということです。各フォルダの画像が合っているか確認しましょう。

18-18 クラスは3(動くもの)+7(背景)=10種

●6層目だけ変更。他の層は同じで良い

 図18‐19はCNNのモデルを定義する部分、
6層目の要素数が43から10に変更されています。これはクラスの数が10個あることによります。
 CNNモデルの他の層(1〜5層)はGTSRBやlisa-croppedと同じ構造です。

図18-19 movobj_float.pyのモデル定義の部分

次のページへ

目次へ戻る