SoftOscillo2 トラブルシューティング
波形が上下にクリップしている

 この場合は以下の可能性があります。

@デジタル的に飽和している

 通常のサウンドカードでのA-D変換のダイナミックレンジ(変換可能範囲)は2〜4V(P−P)程度であり,その範囲を超えると波形はクリップします。


 SoftOscillo2の[オプション]→[オシロスコープ]で[ADCの範囲]の[表示]をイネーブルにするとA-D変換が可能な範囲の上限(Upper Limit)と下限(Lower Limit)が表示されます。


 左図のようにその制限(16ビットA-Dなので上が32767,下が‐32768)によりクリップしているばあいは[デジタル的な飽和]ですので,LINE入力のボリュームを小さくしてみましょう。


Aアナログ的に飽和している

 DUT内部またはサウンドカード内部のアンプなどでアナログ的に飽和している可能性があります。 SoftOscillo2の[オプション]→[オシロスコープ]で[ADCの範囲]の[表示]をイネーブルにしてください。

 制限に関係なくクリップしているばあいは[アナログ的な飽和]ですのでSPEAKER出力のボリュームを小さくしてみましょう。


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