Fir4Typesプロジェクトで使用したFIRフィルタは、DSPLinksというツールで生成しました。付属CD-ROMのDSPLinks\Installer\installer_dsplinks_st.exeを実行してインストールしましょう。うまく動作しない場合はトラブルシューティングを参照してください。
WindowsのスタートメニューからDSPLinks→DSPLinksで実行すると以下のような空の回路図が現れます。

既存の回路図を開きますのでOpenマークをクリックしましょう。

"Fir4Types.DE2"を開きます(あらかじめ付属CD-ROMのDSPLinks\SchematicディレクトリにあるすべてのファイルをDSPLinksのインストールディレクトリにコピーしておく)。

すると4個のコンポネントが現れます。

RMZLPFを選択し、右クリックでOpen a Monitorを選択します。

LPFの特性がモニタウインドウに描画されています。

メニューのTools→Save Coefficientsを選択し、適当なファイル名(coeff1.txtなど)でセーブします。

coeff1.txtを開くと係数が200個列挙されています。係数はすべて16ビットで量子化されています。

係数をコピーして(コンマを付けて)MPLABプロジェクトのCソースに貼り付けて完成です。

カットオフ、サンプリング周波数、タップ数、量子化ビット数などを変えたいときはコンポネントをダブルクリックし、Change
Parameterをクリックします。

RMZHPF、RMZBPF、RMZBRFも同様です。それぞれHigh Pass, Band Pass, Band Reject
Filterです。



|