入出力の波形を観測する
本製品にはSoftOscillo2というサウンドカードオシロスコープが付属しています。下の写真のようにパソコンのSpeaker Outから基板のInputsジャックに、基板のOutputsジャックからパソコンのLine Inに信号を入力します。また、arm_firプロジェクトにおいてUSBは電源供給のみに使用します。


通常のパソコンではSpeaker Outは緑色、Line Inは青色ジャックです。赤色はマイク入力なので今回は使用しません。


付属CD-ROMのSoftOscillo2\Installer\installer_softoscillo2_st.exeを実行してインストールします。

WindowsのスタートメニューからSoftOscillo2→SoftOscillo2で実行すると以下のような画面が現れます。実行できない場合はトラブルシューティングを参照してください。

SoftOscillo2の「ジェネレータ」をONするとL/R両チャネル信号が現れます。注)コンパイラのバージョンアップにより波形が出なくなりました(2014年12月4日)。メニューのプロジェクト→オプション→C/C++コンパイラの最適化タブでレベル「高」から「中」に変えると波形が現れるようです。


「オプション」の「ジェネレータ」タブでWaveファイルをwhitenoise.wav(白色雑音)に変更します。


「FFTアナライザ」タブで「LOG」を選択し、「平均」をONします。


モードを「FFTアナライザ」にすると白色雑音がFIRフィルタで濾過された出力(すなわち周波数特性)が現れます。


信号の流れは以下のようになります。


戻る