USB経由で自在にイコライジング(FIR型) |
本製品付属CD-ROMのXPS\Projects\FirFrameディレクトリ以下は、パソコンからUSB経由でFIRフィルタの係数を更新し、自在に周波数特性を変えるための枠組みプロジェクトです。
これらの枠組みプロジェクトをDFXLSP250基板に焼いた後、DSPLinksで係数を導出し、USB経由でダウンロードします。注)DSPLinks Standard Edition(本製品に付属)の機能です。Web Edition(フリー)にこの機能はありません。 以下はDSPLinksでイコライザを設計→係数をDFXLSP250基板にダウンロード→SoftOscillo2でネットワーク解析する様子です。理論的な周波数特性とほぼ一致しています(YouTube画像が見れないときはここをクリック)。 対応コンポネント RMZLPF/HPF/BPF/BRF(レメッツ法によるFIRフィルタ)、WINLPF/HPF/BPF/BRF(窓関数法によるFIRフィルタ)、PARAEQ(パラメトリックイコライザ)、GRAEQ(グラフィックイコライザ)などのFIRフィルタコンポネント。IIRフィルタには近日対応予定(改訂・アップグレード履歴参照)。 ダウンロードの方法 パソコンとDFXLSP250基板をUSBケーブルでつないだ後、 @DSPLinksを実行する。 ATools→Partsの後、適当な場所で左クリックし上記の対応コンポネントを置く。 Bコンポネントをダブルクリックし、Change Parametersで設計する。 Cそのコンポネントを選択し、右クリック→Open a Monitorで周波数特性を表示。 Dその画面を見ながらTools→Download Coefficientsでダウンロード。 注意事項 ●予め上記枠組みプログラム(2種類のいずれか)を基板に書き込む必要があります。 ●各枠組みプログラムごとにタップ数の制限があります。 ●サンプリング周波数は現状97.7kHzのみです。他の周波数にするにはTimingGen.vhdを変更してAD/DAの周波数を変える必要があります。 ●Platform Cable USBを繋いでいるとうまく通信できない場合があります。 ●UARTのビットレートは57,600bpsです。 |