デジタルフィルタの仕様 |
IIRフィルタを組み込む 以下のようなIIR(Infinite Impulse Response)フィルタを2個(左右2ch)、FPGAに組み込みます。
Biquad3個縦続接続 L/Rそれぞれ3個のBiquad(*)の縦続接続なので、Biquadの数は3x2 = 6個になります。 (*)Biquadとは下図のような2次IIRフィルタです。ブロック図において、フィードバック側の係数(b1, b2)が反転していることに注意しましょう。 Biquad1個につき乗算器は1個 Biquadにおいては、1サンプリング周期に5回の乗算が必要です。今回はBiquad1個につき乗算器を1個用意し、時分割で使用します。したがって、1チャネルにつき乗算器は3個、左右2chで6個必要になります。 遅延器はF/Fで構成する IIRフィルタの場合遅延器の個数が少ないため、RAMを使う必要はありません。普通にDF/F(D型フリップフロップ)を使いましょう。 係数はMicroBlazeが設定する 今回は係数は決めずにポートに出しておき、MicroBlazeのレジスタライトで設定します。
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