FPGAプログラミング
プロジェクトの作成はStepByStepで
 付属CD-ROMのXPS\Project\IirSampleにXPSプロジェクトがありますが、プロジェクトを丸ごとコピーしてもビットストリーム生成に失敗することが多いと思います(EDK、MicroBlaze、その他のIPのバージョンが違うとエラーになる)。これにならってStepByStepで作成してください。

シンセシス・マッピングレポート
 XPSでビットストリーム生成後、ProjectタブのDesign Summaryを開くと、ゲート使用率や遅延などの情報が分かります。


各モジュールでのF/F(Flip Flop)、LUT(Look Up Table)、BRAM(Block Random Access Memory)の使用量です。IIRフィルタとMicroBlazeの使用量が際立っています。


ロジックエレメント毎の使用率を見てみましょう。F/Fは54%ですが、Sliceが95%ともう限界です。BRAMはbram_wrapperのみで4個使っています。MULT18X18はMicroBlazeで3個、IIRフィルタでは6個(L/R3個づつ)で計9個です。各Biquadでの乗算は18ビット×18ビットなのでMULT18X18はピッタリ1個づつで済みます。


その下にTiming Constrainsがあり、All Constrains Met(すべての制約条件に合格)なので、タイミング的にはOKということです。


もっと詳しく見たい人はsystem.logを丁寧に調べてください。Maximumでサーチすると最高動作周波数が69.906MHzになっています。DFXLSP250基板の水晶発振器は50MHzなのでOKです。


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