インストール |
![]() Xilinx_11.1_ISE_DS_SFD.tarは6GB近くあるファイル群をまとめたアーカイブなので、解凍(展開)には注意が必要です。当方では+LhacaやLHUT32などで試みたところ解凍に失敗しましたが、WinRARでは成功しました。成功するとXilinx_11.1_ISE_DS_SFDというディレクトリができており、その下にxsetup.exeがあるはずです。 ![]() インストールを始める前に、旧バージョンをアンインストールしておきましょう。旧バージョンは複数のキット(ISE10.1, EDK10.1, PlanAheadなど)に分かれているため、それぞれ独立してアンインストールします。アンインストール後はフォルダ名を変えておくと安心です(例えばXilinx→OldXilinxなど、コーヒーブレーク@参照) ![]() ISE11は、インストーラが6GBもあるくらいですから、とても複雑なソフトです。パワーのないパソコンでは、回路設計→ビットストリーム生成に1時間以上かかったり、途中でフリーズすることもあります。したがって、十分パワフルなマシン(CPU Core2 Duo+RAM 2GBなど)を用意してインストールしましょう。 ![]() Xilinx_11.1_ISE_DS_SFDというディレクトリの下のxsetup.exeを実行しましょう。必要なファイルは既にダウンロードしているので、オフラインでインストールが進行し、数十分で終了すると思います。 ![]() インストール終了直前に、XilinxUpdateというダイアログが現れますが、アップデートするとさらに何GBものファイルをダウンロードさせられるので、ここはひとまずCancelをクリックしましょう。 ![]() インストールが終了したら、XPS(Xilinx Platform Studio)をスタートしましょう(図1)。一回目はライセンスを要求されるので、Start 30 Days Evaluationを選択しNextをクリックします。以降の作業についてはStepByStep(右)をご覧ください。 ![]() これでインストール完了!30日間無償で機能制限なしに使用できます(コーヒーブレークA参照)。
|
||||
![]() @何が起こるか分からないインストール ISEのような複雑なソフトになると、旧バージョンをそのまま残して新バージョンをインストールすると、うまく動作しない場合があります。また旧バージョンで設計したリソースも失われる可能性があるため、大事なVHDLやCファイルはバックアップを取っておきましょう。 |
||||
![]() 図1 XPSを起動する |
||||
★ライセンス認証StepByStep | ||||
![]() A30日経つと回路も消える? 30日無償版、と聞くと「31日目にはFPGAに焼いた回路が消えちゃうの?」と不安に思う方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。ツール(ISE11)が使えなくなるだけです。 |