 WINBRF (FIR type Band Reject Filter by 窓関数法)を配置したときのインパルス応答はこのようになります。直流成分を含んでいることに注目。 そのスペクトルはこのようにWINBRFの周波数応答と等しくなり、直流(0Hz)は通過することがわかります。
 本講座はこれで終了、要点を以下にまとめます。(1)単位インパルスのスペクトルは平坦で、どの周波数でも同じ値になる。(2)インパルス応答のスペクトルはそのフィルタの周波数応答に等しくなる。(3)FIRフィルタの係数はそのインパルス応答に等しい。(4)それゆえ、FIRフィルタの係数をFFTすると、その結果はそのフィルタの周波数応答と等しくなります。
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