特性を改善するためにはRMZLPFをダブルクリックし、"Change Parameters" -> "Quantize Coefficients"をクリックし、"bits"を 20にしましょう。


それのモニタウインドウを開くと減衰率が-95dBと改善されているのが分かります。


FFTMON (U_12)を開くと、21550Hzのピークが量子化ノイズの下に埋もれています。この信号品質は16ビットシステムには十分なものです。


本講座は以上で終わりです。デジタルフィルタをハードウエアで設計するときは信号が何ビットで量子化されているかを考えましょう。もし16ビットでしたら、デジタルフィルタの係数は20ビット程度必要になります。

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