FFTの結果を見るにはFft250Mon.exeというWindowsアプリケーションが必要です。EXEファイルは付属CD-ROMのWinApp\Exeに、ソースコードはWinApp\Sourceディレクトリにあります。
FPGAにビットストリームを書き込むと以下のようにLCDにStart Fft250Mon.exeと表示されます。

以下の手順で進みましょう。
@基板とパソコンをUSBでつなぎ、Fft250Mon.exeをスタートする。
ANormal Inputボタンをクリックする。(INPUTSジャックからの信号がA/D変換されてFPGAに蓄えられる)
BFFT Executionボタンをクリック。(FFTが実行される)
CSpectrum (Real)をクリック。(スペクトルの実数部がUSB経由で読みだされ描画される)
DSpectrum (Imag)をクリック。(スペクトルの虚数部がUSB経由で読みだされ描画される)
ESpectrum (Abs)をクリック。(実数部と虚数部から絶対値が計算され描画される)
下図は1kHzサイン波のスペクトル(絶対値)です。

これは1kHz矩形波のスペクトル(スケールは縦・横ともにリニア)。

Test Inputボタンをクリックすると、パソコンからのテストデータでFPGA内部のRAMが初期化されます(テストモード)。RAMの初期化には数十秒かかります。

テストモードではFPGA内でのFFT演算を検証することができます。詳しくはここをご覧ください。

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