このプログラムでは「MNIST」と呼ばれる画像データセットを使用します。図1-08にその一部を示します。画素は28x28であり、それらを一列に並べた784画素からなる配列が入力Xになります。
図1-08 MNISTのテスト画像(最初の3つ、それぞれ28×28画素)
●正解率は書籍(77ページ)どおり93.52%
MNISTのテスト画像は10,000枚あり、それらすべてをこのニューラルネットワークにかけて推論します。図1-09はその実行結果で、正解率(Accuracy)は0.9352(93.52%)になります。なお、Pythonの実行環境としてAnacondaのJupyter Labを使用しました。
図1-09 実行結果(小数で計算)
●10,000枚の推論に1秒程度かかる?
私はWindowsパソコンにAnacondaのJupyter LabをインストールしてPythonを走らせていますが、テスト画像10,000枚の推論に1秒程度かかるようです。皆さんの環境ではどうでしょうか。 |