●1層目が終わってから2層目が始まる

 畳み込み
1層目のシミュレーションが終わってから2層目が始まります。図7-24は21us付近で、tb_conv_hw/conv_hw_1/conv_layer1_instの下のZ_WR_DATA_00〜15です。これらは1層目の出力チャネル0〜15、すなわち2層目の入力チャネル0〜15になります。このEXCELのシートCh0〜15の画素値と一致することを確認しましょう。


  図7-24 まずは1層目から。その結果を2層目に入力


 図7-25は89us付近です。tb_conv_hw/conv_hw_1/conv_layer2_inst/CL2_00_instの下のZ_WR_DATA_00〜15は入力チャネル0に対する行列乗算結果です。EXCELのim2col0_W2(図7-26)のA列がZ_WR_DATA_00、B列がZ_WR_DATA_01に相当します。

  図7-25 CL2_00は入力チャネル0に対する演算を行うモジュール


  図7-26 im2col0_W2は入力チャネル0に対する演算を行うシート

●16チャネルぶんの積和結果を全部足し込む

 図7-27は89us付近のtb_conv_hw/conv_hw_1/
conv_layer2_instの下のmac_all_00〜15です。これらは入力チャネル0〜15に対する積和演算結果を足し込んだものです。EXCELのim2colAll_W2(図7-28)のA列がmac_all_00、B列がmac_all_01に相当します。

  図7-27 conv_layer2で入力チャネル0〜15の積和結果を足し込む


  図7-28 im2colAll_W2で入力チャネル0〜15の積和結果を足し込む


次のページへ


目次へ戻る