8-05 3層目のVHDLファイル自動生成(EXCEL+VBA)

●画像・係数ROMファイルはたくさんあるので自動生成させる

 回路図を描いたらそれを見ながらVHDLを書きます。基本構造は全層ほぼ一緒なので1層目を参考にすると良いでしょう。
 画像ROMや重み係数は各層違ったものになります。それぞれファイルの数が非常に多いので、
EXCEL+VBAでVHDLを自動生成させます。


■EXCELファイルからVBAを実行する方法

 このEXCELファイルをダウンロードし、適当なディレクトリにコピーしてから開きましょう。最初の16枚のシートは入力画像です。元画像は14×14画素ですが、パディングを施して
16×16画素になっています(図8-57はCh00)。


  図8-57 入力画像の最初の1枚(Ch00)


●EXCELの開発ツールを有効にしてVBAスタート

 ここで
VBA (Visual Basic for Application)という機能を使います。EXCELの「ファイル」→「オプション」→「ユーザー設定」から「開発」をチェックます。図8-58のように「開発」タブが現れるのでクリックし、左のVisual Basicをクリックします。


  図8-58 開発タブからVisual Basic


 VBAマクロを走らせる前にこのアーカイブを解凍し、図8-59のようにvbaoutputフォルダをEXCELファイルと同じディレクトリにコピーします。


  図8-59 VBAの結果を出力するディレクトリ


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