●VBAマクロを2つ開いて順番に走らせる

 左枠のVBA Projectから
Module9、Module10をダブルクリックすると図8-60のようにSub makeTextW3、margeTextW3から始まるVBAマクロが現れます。


  図8-60 重み係数のROMを生成するマクロ

 makeTextW1、margeTextW1の順に実行(上図の三角マーク)を押すとvbaoutputフォルダにVHDLファイルが512個(ROM_W3_NN_MM、NNは00〜15、MMは00〜31)が生成されます(図8-61)。


  図8-61 512個のROMファイルが生成される

 ROM_W3_00_00.vhdを開くと図8-62のように係数値が9個(アドレス0〜8まで)書かれています。


  図8-62 3×3の空間フィルタなので係数は9個


 図8-63はシートW3_Biasです。赤枠の部分が2進数になってROM_W3_00_00.vhd(図8-62)に転写されています。ROM_W3_00_01.vhdは青枠の部分、ROM_W3_10_00.vhdは緑枠の部分が転写されています。


  図8-63 重み係数のシートと比べてみる


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