●32個のROMをまとめるVHDLファイルの生成

 次にModule11を開いて実行します。すると図8-64のようにROM_W3_NN.vhd(NNは00〜15)が現れます。ROM_W3_NNの中にはROM_W3_NN_00〜31が存在します。


  図8-64 ROMを32個づつまとめて16個にする


●積和演算器などを含んだVHDLファイルの生成

 更にModule12を開いて実行します。すると図8-65のようにCL3_NN.vhd(NNは00〜15)が現れます。CL3_NNの中にはROM_W3_NN、積和演算器、セレクタなどがあります。


  図8-65 それぞれ積和演算器などが含まれる


●バイアスも自動生成する

 Module13はバイアスの値をファイルに転写するものです。dataB.txtというファイルが出来上がるのでそれをVHDLの適当な場所にコピペします(図8-66)。


  図8-66 TXTファイルにバイアス値が書かれている


●画像データROMを生成する

 Module14, Module15を開き、makeTextPix、margeTextPixの順に実行(三角マーク)を押すとvbaoutputフォルダにVHDLファイルが16個(ROM_X3_NN.vhd、NNは00〜15)が生成されます(図8-67)。


  図8-67 入力画像は16枚。データをROMに入れておく


 図8-68はROM_X3_00.vhd。入力画像のCh00が2進数になって転写されています。



  図8-68 ROM_X3_00.vhdにはCh00の画素が入る


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