コラム131 Quartusでハードを、NiosII SBTでソフトを書き込み

 前節ではカメラからの白黒動画をVGAに映しました。このQuartusプロジェクトを解凍してC:\DE1-SoC\FPGAディレクトリに置くとそのまま使える可能性があります。環境の違い等で動作しない場合はこれを参考にプロジェクトを一から構築してください。
 またこの書籍にはQuartus, NiosII SBT, SignalTap, ModelSimの使い方に加え、画像処理回路の詳しい説明があるので参考にしてください。

 Quartus Prime(
18.1 Lite Edition)を立ち上げ、File -> Open Projectを選択します。




 下図のようなウインドウでVideoProc.qpfを選択。




 下図のようにStart Compilationをクリックします。




 論理合成には数分かかります。下図のようにFull Comilation was successfulと出たら成功です(多少のWarningは出ます)。




 コンパイルが済んだらFPGAに書き込みます。Programmerアイコンをクリック。




 Hardware Setupが下図のようになっているか確認し、Startボタンをクリック。




 FPGAにハード(ロジック)が書き込まれましたが、まだNiosIIマイコンのソフトがないのでVGAは映りません。下図のような画面、あるいは真っ黒になるかもしれません。




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