コラム122 SDCファイルでタイミング・コンストレイン

 タイミング・コンストレインによってQuartusに入力クロックの周期などを伝えます。この作業を怠ると回路を追加するたびに(*1)動作が不安定になる場合があります。

(*1)例えばSignalTapロジックアナライザを追加するなど。

 下図のようにQuartusからTools -> Timing Analyzerを選択。




 Timing Analyzer画面が現れます。
 下図のようにCreate Timingをダブルクリック。
 その後Create Clockを選択。




 Create Clock画面が現れます。
 下図のようにTargetsからName Finderを開く。
 FilterにCLK50Mと書いてListボタンをクリック。
 CLK50Mをダブルクリックして右に移す。
 OKで閉じる。



 このクロック(DE1-SoCに搭載)は50MHzなので下図のように設定します。




 下図のようにUpdate Timing Netlistをダブルクリックします。
 その後Constraints -> Write SDC Fileを選択。




 次に下図のようにConstraints -> Read SDC Fileをクリック。




 conv_hw.out.sdcを選択して開きます。




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