3-06 Timing Analyzerでタイミング・コンストレイン
タイミング・コンストレインによってQuartusに入力クロックの周期などを伝えます。この作業を怠ると回路を追加するたびに(*1)動作が不安定になる場合があります。
(*1)CNN推論回路のように大きな回路を追加するなど(ここ参照)。
Quartusプロジェクトを開き、下図のようにTools -> Timing Analyzerを選択。 |

Timing Analyzer画面が現れます。
下図のようにTask枠からCreate Timing Netlistをダブルクリック。
その後メニューのConstraintsからCreate Clockを選択。 |

Create Clock画面が現れます。
下図のようにTargetsからName Finderを開く。
FilterにCLKと書いてListボタンをクリック。
CLKをダブルクリックして右に移す。
OKで閉じる。 |

このクロック(DE1-SoCに搭載)は50MHzなので下図のように設定します。 |

入力クロックはもう一つ(PCLK、CMOSカメラから)あります。もう一度Create
ClockからTargets -> Name FinderでPCLKを選択し、下図のように設定します(25MHz)。 |

下図のようにTasks枠のUpdate Timing Netlistをダブルクリックします。
その後Constraints -> Write SDC Fileを選択。SDC file nameをVideoProc.out.sdcとしてセーブ。 |

次に下図のようにConstraints -> Read SDC Fileをクリック。 |

VideoProc.out.sdcを選択して開きます。 |

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