4-02 MNIST(手書き数字の認識)
●重み係数とバイアスを変えるとMNISTに変身する!

Quartus Primeを立ち上げ、Open Projectから「CNN回路を入れて完成!」で作成したプロジェクトVideoProc.qpfを開きます。

次にこのアーカイブ内のVHDLをすべて上書きします。これにより重み係数とバイアスが置き換わります。


その後、Start Compilationをクリックします。


エラーなくSuccessfulと出たら成功です。


ProgrammerでFPGAにプログラムしましょう。



 MNISTは「黒地に白の数字」の認識です。したがって黒板を準備して、白いチョークで数字を書いてみましょう。


 カメラをかざして推論してみます。このように数字の2が上書きされて正解しています。しかし他の数字は芳しくありません。


 DE1-SoCの4番目のSW3をHにしてみましょう。


 すると入力画像が「二値化」され、推論品質がアップします。このように8,2,7,6,3と格子内に入ったものは正解しています。


 MNIST認識には「学習・推論用画像セット」が必要になります。このセミナこのセミナで頒布する予定です。

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