●畳み込みニューラルネットワーク(CNN)
ニューラルネットワークの前半をこのような「畳み込み層」とすれば、「画素データの2次元的な形状」を推論に反映させることができ、正解率の向上が望めそうです(*1)。このような手法を「畳み込みニューラルネットワーク,
Convolutional Neural Network, CNN」といいます。
(*1)本企画では前半の4層を畳み込み、後半の2層を全結合のニューラルネットワークとする。全てを全結合型にするよりも正解率が改善する。全結合型NNはこのように単純な行列乗算からなる。
●白黒なら入力は1chだが・・・
カラー画像を扱うのなら、図1‐32のように入力はRGBの3chになります。それぞれの入力に対してカーネルが存在し、積和演算が行われます。さらにそれら3つの結果を足し込んで出力画像1chを計算します。 |