13-02 SDCファイルでタイミング・コンストレイン

 タイミング・コンストレインによってQuartusに入力クロックの周期などを伝えます。この作業を怠ると回路を追加するたびに(*1)動作が不安定になる場合があります。

(*1)CNN推論回路のように大きな回路を追加するなど(ここ参照)。

 Quartusプロジェクトを開き、下図のようにTools -> Timing Analyzerを選択。




 Timing Analyzer画面が現れます。
 下図のようにTask枠からCreate Timing Netlistをダブルクリック。
 その後メニューのConstraintsからCreate Clockを選択。




 Create Clock画面が現れます。
 下図のようにTargetsからName Finderを開く。
 FilterにCLKと書いてListボタンをクリック。
 CLKをダブルクリックして右に移す。
 OKで閉じる。



 このクロック(DE1-SoCに搭載)は50MHzなので下図のように設定します。




 入力クロックはもう一つ(PCLK、CMOSカメラから)あります。もう一度Create ClockからTargets -> Name FinderでPCLKを選択し、下図のように設定します(25MHz)。



 下図のようにTasks枠のUpdate Timing Netlistをダブルクリックします。
 その後Constraints -> Write SDC Fileを選択。SDC file nameをVideoProc.out.sdcとしてセーブ。




 次に下図のようにConstraints -> Read SDC Fileをクリック。




 VideoProc.out.sdcを選択して開きます。



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