DFdsPIC804付属のCD-ROMにはMPLAB IDE+C30でビルド可能なソースコードが収録されています。以下の順序に従ってください。
あらかじめ、付属CD-ROMのMPLAB\SourceにあるFir4Typesというディレクトリを、丸ごとハードディスク(HDD)にコピーしておきます。MPLABは英語のツールなので、パスやファイル名に日本語が入らないようにしましょう。

MPLAB IDEをスタートし、Project→Project Wizardを選択。

「次へ」をクリックしてDeviceをdsPIC33FJ128GP804とし、さらに「次へ」をクリックします。

Active ToolsuiteをMicrochip C30 Toolsuiteとし、Toolsuite ContentsでMPLAB C30 C Compilerを選択します。

Fir4Typesディレクトリをブラウズし、プロジェクト名をFir4Typesとして「次へ」をクリック。

Cファイル、Hファイル、もしあればSファイルを選択し、右側にAddします(必要のないファイルはAddしないでください)。「次へ」→「完了」でプロジェクトが生成されます。

Fir4Types.mcwのウインドウが現れます。もしなければView→Projectで表示。

Library Filesを選択し、右クリックでAdd Filesを選択します。

libdsp-coff.aを選択します。このファイルはDSPライブラリで、通常はC:\Program Files\Microchip\MPLAB
C30\libディレクトリにあります。

Build Allアイコンをクリック。

BUILD SUCCEEDEDと出たらビルド成功です。

ここでLink Step Failedになる場合ここを参考にしてください。
Fir4TypesディレクトリにHEXファイルができているのを確認。これをdsPICに書き込みます(あらかじめビルドしたHexファイルが付属CD-ROMのMPLAB\Hexディレクトリにあるのでそれを使用してもよい)。

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