FPGAプログラミング |
プロジェクトの作成はStepByStepで 付属CD-ROMのXPS\Project\FirSampleにXPSプロジェクトがありますが、プロジェクトを丸ごとコピーしてもビットストリーム生成に失敗することが多いと思います(EDK、MicroBlaze、その他のIPのバージョンが違うとエラーになる)。これにならってStepByStepで作成してください。 シンセシス・マッピングレポート XPSでビットストリーム生成後、ProjectタブのDesign Summaryを開くと、ゲート使用率や遅延などの情報が分かります。 各モジュールでのF/F(Flip Flop)、LUT(Look Up Table)、BRAM(Block Random Access Memory)の使用量です。FIRフィルタとMicroBlazeの使用量が際立っています。 ロジックエレメント毎の使用率を見てみましょう。F/Fは30%ですが、Sliceが88%とかなり満杯です。BRAMはbram_wrapperで4個、FIRフィルタの遅延器や係数ROM用に4個使用で計8個です。MULT18X18はMicroBlazeで3個、FIRフィルタで4個(L/R2個づつ)で計7個です。フィルタ内の乗算は16ビット×20ビットなのでMULT18X18は2個づつ要るというわけです。 その下にTiming Constrainsがあり、All Constrains Met(すべての制約条件に合格)なので、タイミング的にはOKということです。 もっと詳しく見たい人はsystem.logを丁寧に調べてください。Maximumでサーチすると最高動作周波数が51.306MHzになっています。DFXLSP250基板の水晶発振器は50MHzなのでOKです。
|