Tutorial21: dsPIC用係数の生成と実装(FIR編)
"dsPIC"のDSP機能を使えば100タップを越えるような高性能FIRフィルタを実装することができます。ここではその際の係数の求め方について説明します。

下図は127タップのFIRフィルタのブロック図です。dsPICに実装するためには127個の係数値を決め、また量子化(整数化)も必要なので、DSPLinksを使用してそれらを行います。


まず DSPLinks をダウンロードして、PCにインストールしましょう。

インストール終了後、DSPLinksをスタートしてください。


すると下図のような空の回路図が現れます。


次にツールバーのToolアイコン(トランジスタのマーク、またはメニューのTools→Parts)をクリックし、回路図の適当な場所でクリックします。すると下図のようなダイアログが現れるので、RMZLPF(Remez法によるLPF)を選択し、OKをクリックします。


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