17-01 認識結果をUARTでホストFPGAに送る(続き)

 メニュからNiosII SBTをスタート。


 アプリケーションを新規作成し、hello_world_small.cをこれと置き換えます(UARTライブラリも追加)。その後Build→Run As NiosII Hardware



 UARTの信号は2つ、TXDとRXDです。次を参考にホストFPGA基板とつなぎます。

HDLの信号名 FPGAのピン 回路図の信号名 DE1-SoCのヘッダ‐ピン番号 アダプタ基板(*1)
TXD AH22 GPIO_128 JP2-33 U1-8
RXD AK22 GPIO_126 JP2-31 U2-8

(*1)カメラとDE-SoCを繋ぐ基板(次の写真、デジタルフィルタ社製)。U1, U2の8ピンからUART信号が出てくる。

 ホストFPGA基板はさしあたりDE10-Liteとします。次の写真のように繋ぎます。



 ホスト(DE10-Lite)側の通信プログラムはこれです。一部を次に示します。 



 DE1-SoC、DE10-Liteどちらもプログラムして電源を入れると次のようになります。


 Baud Rateは115200bpsですが情報量が少ないので(ラベル番号と位置情報)、遅延はそれほど感じられません。
 現状スレーブ基板は1枚ですが、複数枚で認識を分担し、ホストで認識情報を集中管理することもできます。

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