0-02　ラズパイにPython用仮想環境の構築 　Google ColabではUSBカメラが使えないので（＊１）、ここからはラズパイのTerminalから実行します。 （＊１）USBカメラを使う方法もあるようだが、ネット経由で動画を送ってクラウドで処理するのは無理がある。 　Terminalを開いてまずはアップデートします。 sudo apt-get update 図0‐11　 ●venvという仮想環境作成ツール 　これからTensorflowをインストールしますが、ラズパイのOS（Debian Bookwormなど）によってはエラーが出るようです。したがってPython3の仮想環境を構築します（次のように３つ実行）。 sudo apt install python3-venv python3-dev python3-pip python3 -m venv tensorflow-env source tensorflow-env/bin/activate ●仮想環境にTensorflowをインストールする 　すると下図のようにコマンドプロンプトが (tensorflow-env) username@raspberrypi: と仮想環境になるので、以下のようにTensorflowをインストールします。 pip install tensorflow 図0‐12 　インストールには20分ほどかかると思います。その後、次の5つのライブラリをインストールします。 pip install numpy pip install pandas pip install opencv-python pip install matplotlib pip install -U scikit-learn 　Pythonプログラムはこの仮想環境上で実行します。ちなみにdeactivateコマンドで仮想環境は終了します。 次のページへ 目次へ戻る