4-03 1024点FFTを実行しよう!(続き)
●入力信号はREADMEシートで設定
それでは4kHzのサイン波も追加してみましょう。図4-40のようにREADMEシートのB8セルを0.5とします。 |
図4-40 入力Bの振幅を0から0.5に
そのままではFFT結果は変化しません。図4‐41のように再度アドインを設定しましょう(ここ参照)。 |
図4-41 入力変更のたびにアドインを設定し直す
●ミックスした2つの信号が周波数軸上に現れる
図4‐42のように1kHz以外にもう一つピークが現れます。周波数は約4kHz、ピークは1kHzよりも若干下がっています。 |
図4-42 信号に1kHzと4kHzが含まれているのが分かる
●もう一つのピークをセルで確認
J列が4005になるところ、隣のK列を見ると47.912です。1kHzの振幅が1.0なのに対し、4kHzの振幅は0.5なので、約-6dB少ない値になります(図4‐43)。 |
図4-43 J列がHz, K 列はdB値
●正確にはピークは991Hz/4005Hz
このEXCELではサンプリング周波数=44100Hz、FFTの点数=1024なので 44100/1024 = 43.06Hz が周波数分解能になります。その結果、図4‐42のピークの周波数は991Hzと4005Hzになります。ステップを細かくするにはFFTの点数を増やしましょう。 |
最初のページへ
目次へ戻る |