3‐05 5, 6層目のEXCEL化

●5層目からは全結合なので一列にする

 畳み込み層は4層目で終わり、5層目からは
全結合層になります。ここにあるように4層目の出力を一列に並べて5層目の入力とします。

 その為には4層目のEXCEL(TS_layer4.xlsm)を開き、VBAのModule09
aを開いて実行します(図3-41)。4層目の出力は4x4画素、128chですが、それらが横一列(2048個)に並び替えられます。

図3-41 Module09
aマクロを実行

●5層目をEXCEL化する

 TS_layer4.xlsmを
セーブして閉じTS_dense56.xlsmを開きます。図3‐42のように入力x_in行にデータがないため、それ以下のデータは不確定になっています。
 VBAのModule01を開いて実行します。

図3‐42 VBAマクロで入力データを持ってくる

●5層目の入力は2048個ある

 するとTS_layer4.xlsmの出力(2048個が横一列)がTS_dense56.xlsmに転写されます(図3‐43)。

図3‐43 4層目の出力がx_inにくる

 すると図3‐44のようにx_in以下のデータが有効になります。赤線は入力x_inと重み行列W5の乗算結果です(128個)。
 
図3‐44 乗算結果は128個になる

●全結合型は普通に行列乗算

 W5シートを見ると、図3‐45のように2048×128の行列になっています(Pythonで生成したCSVをコピペ)。5層目は全結合型で、入力が2048個、出力が128個だからです(これ参照)。

図3‐45 5層目は係数が多いが種類は4種しかない


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