3‐04 3, 4層目のEXCEL化

●3層目のEXCEL化

 TS_layer3.xlsmを開くと、W3_Biasと書かれたシートしかありません(図3-31)。これは重み係数とバイアスです(Pythonで生成したCSVをコピペ)。
 3層目の入力は32ch、出力は64chなので重み係数は9x32 = 288行、64列あります。
 バイアスは64個ですが、それらは1/8されています(理由はこれ)。


図3-31 3層目の重みとバイアス


●2層目の出力が3層目の入力

 入力画像のシートは2層目と同様に、VBAで自動生成します。Module01を開いて実行します(*1)。

(*1)実行前に次を確認。@TS_layer2.xlsm(2層目のEXCEL)が同じディレクトリに存在している。A同EXCELのVBAで2層目の出力を生成し、保存して閉じてある。

●入力は13×13画素、32ch

 するとCh00〜31まで、32枚のシートが生成されます(図3‐32)。これらは2層目のEXCELから転写されたもので、これらが3層目の入力になります。13×13画素ですが、カーネルが動く範囲は一回り小さい
11×11になります。


図3‐32 2層目の出力がここにくる


●出力は11×11画素、64Chになる

 後は順番にVBAマクロを実行していきます。Module02〜07で演算が進み、Module08で出力が64シートに分けられます。それぞれ11×11画素になります(図3‐33)。Pythonを走らせた際にlay3out_63.csvが生成されているので比較してみましょう。


図3‐33 3層目はプーリングなし。これが4層目の入力になる

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