14-05 lisa-cropped 5, 6層目のEXCEL化

●5層目、6層目の重み係数のシートを見てみる

 5層目からは全結合層になります。図14‐41はlisa_dense56.xlsm(5, 6層目のEXCEL)の
W5シートです。このシートは5層目の重み係数で、Pythonが生成した w5_int.csvをコピペしたものです。

図14‐41 5層目の重み係数(±16、±64の4値)

 W6シートは6層目の重み係数で、これもPythonが生成したw6_int.csvをコピペしたものです(図14‐42)。

図14‐42 6層目の重み係数(‐256〜255までの値をとり得る)

●5層目、6層目のバイアスを見てみる

 図14‐43はCalculateシートです。b5の行はb5_int.csvが、b6の行はb6_intがPythonからコピペされています。バイアスが1/8されているのはこの理由によります。

図14‐43 バイアスは5層目が128個、6層目が7個

 #VALUE(不確定)のセルが多いのは、図14‐44のようにx_inの行が空欄であることによります。この行は5層目の入力、すなわち4層目の出力から持ってきます(*1)

(*1)4層目の出力はlisa_layer4.xlsmのVBAをModule09aまで実行して得られる。GTSRBを参照。

図14‐44 x_inに入力値がないので計算できない

●4層目のEXCELから入力値を持ってくる

 lisa_dense56.xlsmの
VBAを開き、Module01を実行すると、lisa_layer4.xlsmの出力(2048個が横一列)がx_in行に転写されます。
 すると#VALUE(不確定)が消え、Drop5の行に値が現れます。これが5層目の出力になります。

図14‐45 5層目の入力は2048個ある

 Drop5の行とPythonの結果と比較しましょう。lay5out.csvを開くとピタリ一致しています。

図14‐46 5層目まで一致した

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