14-01 Kaggleで信号機のデータセットを探す

●KaggleからTraffic Lightなどで検索する

 本企画ではこのように同一のHDLを複数の認識対象に使い回します。今までは「道路標識」でしたが、今度は「
信号機」を認識してみます。

 そのためにはまず「データセット」を探す必要があります。Kaggleに行って適当に検索するとこのサイトが見つかります。Cropped LISA Traffic Light Dataset(以降,
lisa-cropped) をダウンロードしましょう(図14‐01)。

図14-01 Cropped LISA Traffic Light Dataset(以降、lisa-croppedと呼ぶ)


解凍して適当なディレクトリにコピー

 アーカイブを開いて適当なディレクトリにコピーします。train_1は訓練用(学習用)、val_1は評価用(推論用)の画像で、図14‐02のような構成になっています。


train_1 意味 画像数
     |-- go 青・直進 12840
     |-- goFoward 青・上矢印 184
     |-- goLeft 青・左矢印 1030
     |-- stop 赤・停止 14865
     |-- stopLeft 赤・左矢印 2845
     |-- warning 黄・注意 985
     |-- warnLeft 黄・左矢印 48

val_1 意味 画像数
     |-- go 青・直進 1372
     |-- goFoward 青・上矢印 21
     |-- goLeft 青・左矢印 109
     |-- stop 赤・停止 1777
     |-- stopLeft 赤・左矢印 345
     |-- warning 黄・注意 108
     |-- warnLeft 黄・左矢印 5
14-02 訓練用に数万枚、評価用に数千枚の画像がある

訓練用画像のフォルダ名をクラスIDに変える

 ここで
train_1フォルダ以下の名前を図14‐03に倣って0〜6に変更します(名前順に並べて順番に0〜6とする)。val_1フォルダの方はそのままにしておきます。

図14-03 
train_1だけこのように変更。間違えないように注意

●7種の信号を確認しよう

 例えばtrain_1の”3”を開くと図14‐04のような
信号の画像があります。

図14-04 フォルダ3は赤信号(Stop)

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