FPGAプログラミング
CD-ROMに本アプリのプロジェクトがある
 付属CD-ROMの"Q2Project\pro4fpga\IirSmp"にQuartusIIプロジェクトがあります。QuartusIIのバージョン13.1をお使いの方は、C:\QuartusWorks以下にIirSmpフォルダをコピーすればそのまま使えると思います。

 他のバージョンやLinux OSをお使いの方は、IirSmpフォルダを丸ごと使うとエラー、その他不具合が出るかもしれません。その場合は以下のようにStep by Stepで作成しましょう

入門編応用編を参考にして一からプロジェクトを作り直しましょう。
〇Qsysで追加するモジュールは以下の通り。
Nios II/e processor 入門編参照
On Chip Memory サイズは16384バイト 入門編参照
PIO 0〜14(15個) Output, 32bit 入門編参照
PIO 15 Output, 2bit 入門編参照
PIO 16 Input, 2bit 入門編参照
LCD 16207 応用編参照
〇CD-ROMのIirSmp\myvhdlフォルダにあるVHDLファイルをコピーする。
〇CD-ROMのIirSmp\cyctop.qsfからピンアサインをコピーする。
〇Nios II SBTではappXXを右クリック→NiosII→BSB Editor→Generateボタンの後にBuildする。
〇Run→Run ConfigurationでIgnore mismatched... を2つチェックしてからRunする。

シンセシス・マッピングレポート
 QuartusIIでコンパイルするとこのようなFlow Summaryがあらわれ、ロジックやメモリの使用率が分かります。ロジックは3割程度、メモリは1/3程度使っています。なおメモリの大部分(16kByte = 128,000bit)はNiosIIで消費されています。


Embedded Multiplierは12個になっています。各Biquadは18×18の乗算器を1個使用し、3段縦続接続×2チャネルで6個となり、9-bit elementsだとその倍の12個になる、ということだと思われます。

Timing Analyzerを見てみましょう。MCLKのActual Timeが81.33MHz、実際のMCLKは50MHzなのでOKです。


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