ユーザーIPの中身をFFTにする
ユーザーIPのひな形として、FftAna250\pcores\fftrtl_1024_v1_00_a\hdl\vhdlにVHDLファイルが2個できているはずです。このIPはMicroBlazeとバスでつながっていますが中身は空っぽです。これからファイルを編集してFFTを実装します。


fftrtl_1024.vhdを開き、ADD USER PORTSのところにこのように追加します。これらはFFTコアの入出力ポートです。


次にMAP USER PORTSのところにこのように追加します。これらはFFTコアの結線情報です。


次にuser_logic.vhdを開き、ここでもADD USER PORSに行き、このように追加します。


次にUser signal declarationを探して、その部分にこれをペーストします。


その次はUser logic implementationを探し、今度はこれをペースト。これらがFFTコアの中身になります。


そして以下のようにslv_reg1のかかる行(6行)をコメントアウトします。これらは自動生成されたレジスタインターフェースですが、このままでは出力同士がぶつかるからです。


さらににこれを解凍し、FftAna250\pcores\fftrtl_1024_v1_00_a\hdl\vhdlにすべてのVHDLファイルをコピーします。これらはFFTコアのサブモジュールです。


また、FftAna250\pcores\fftrtl_1024_v1_00_a\dataディレクトリにfftrtl_1024_v2_1_0.paoがあるので、これをuser_logicの上に追加します


また、同じディレクトリにfftrtl_1024_v2_1_0.mpdがあるので、これをENDの上に追加します。


これでユーザーIPが「FFT」となりました。次のステップに進みましょう。

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