先ほど作成したビットストリームをデジタルフィルター社の信号処理基板「DFXLSP250」に書き込みます。ダウンロードケーブルはXilinx社純正の「Platform Cable
USB U」を使用します。パソコンのUSBポートからダウンロードケーブルを介して基板のJTAGコネクタに繋ぎましょう(もう一つのUSBポートから基板に電源供給)。

この際、自動的にドライバがインストールされます(詳しくはドライバStepByStep参照)。
WindowsのスタートからXilinx ISE Design Suite 11→ISE→Accessories→iMPACTを選択。

Boundary Scanをダブルクリックする。

Initialize Chainアイコンをクリック。

DFXLSP250基板ではこのようにPROM(XCF02S)とFPGA(XC3S250E)がJTAGチェーンでつながっており、それがiMPACTによって自動認識されます。ダイアログが現れたらYesをクリックします。

PROMにはファイルをアサインしないので最初はCancelをクリック。

FPGAにはdownload.bitをアサインします(このダイアログが現れない場合はxc3s250eを選択し、右クリックでAssign
New Configuration File)。

SPI/BPIのダイアログはNoをクリック。

もしこのダイアログが現れたらCancelをクリックする(PROMには書き込まない)。

FPGA(XC3S250E)を選択し、右クリックでProgram。

OKをクリック。

「Program Succeeded」と出たら成功です。

(以下はFirSampleプロジェクトの動作です)
DFXLSP250基板の右端のLEDが点灯しました。

DIPスイッチの2ビットがデコードされているのを確認しましょう。
bit0, 1 = L, L

bit0, 1 = H, L

bit0, 1 = L, H

この場合、電源を切るとFPGAの回路は消えます。消えないようにするにはPROMに書き込みましょう。
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