●2層目はビットシフト乗算とプーリングがある
conv_layer2の出力(2層目の出力)はプーリングで150×150画素になった後、図8‐28に示すようにRAM_X2_0〜3に書き込まれます(*1)。またそれと同じ信号がenv(環境ファイル)にも送られ、relu.outに書き込まれ、それとPythonの結果を比較して一致を見ます。
(*1)このメモリ内のデータが次層(vgg-3)の入力データになる。出力は1ライン150画素なのでアドレスは256、チャネルは64あるのでビット幅は
5bit x 64 = 320bit になる
vgg-2層目のModelSim(シミュレータ)プロジェクトのアーカイブを解凍すると図8‐29のような構成になっています。出力が64チャネルなので64並列、乗算器はビットシフト型になっています。またこの層はプーリング(pooling_lay2)があり、それ用のメモリ(SRAM_512x320)が1個必要になります。 |