8-06 vgg-11, 12, 13層目のVHDL化(続き)

●プーリングがあるが画素数は変わらない

 12層目の出力はここに示すように27.648msで1ラインぶんの演算が終わります(休み期間も含めて)。図8‐112を見るとRAM_X2_WR_N_0, 1, 2, 3が27.648msで切り替わっています。

 図8‐118は13層目のReluWrSel(出力ラインバッファの切り替え信号)ですが、12層目と同じように27.648msで切り替わっています。前のページで述べたようにこの層はプーリングがあるにもかかわらず画素数は19x19のままです。したがってタイミングも前層と同じになります。


図8‐119 1ライン計算に27.648ms

●relu.outに出力が書かれている

 13層目も出力はテキストファイルに落とされます。図8‐120はrelu.outの最後の部分、19×19画素なので1画面で361行、また出力は512チャネルなのでビット幅は 5bit x 512 =
2560bit になります。これをVBAで512個のCSVファイルに分割してPythonの結果と比較します。


図8-120 relu.outに13層目の結果が書かれる


●バッチファイルでまとめて比較する

 CSVファイルが512個もあるので、前層までと同様にバッチファイルによって比較し、全てのチャネルがピタリ一致することを確認します。

●13層目のファイル類はここ

プロジェクトのアーカイブ
EXCEL+VBA
relu.out
Pythonの結果
バッチファイル

最初のページへ



目次へ戻る