コラム31 EXCELでFIRフィルタを実行する

●FIR型LPFの係数をコピペ

 ここで使用したEXCELのf-responseシートを開きます。デフォルトの係数は7サンプル移動平均になっているので、これと置き換えます(下図)。


●VBAで周波数特性の計算

 開発タブのVisual Basicをクリックし、Module1(fir_fres_cal)を開いて実行します(下図)。


 同シートの右の方に周波数特性が現れます。下図のように2000〜3000Hzにかけて急峻に減衰します。


VBAで出力の計算

 となりの
io-ding44k1シート(下図)で入出力特性を見ます。C列のx[n]はフィルタの入力、D列のy[n]は出力になります。出力はVBAで計算します。


 VBAを開き、Module2(fir_ding_cal)を実行します(下図)。


 下図は計算結果、上が入力、下が出力になります。


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