まずはC言語・浮動小数点でFFT |
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@FFTとは どんな複雑な波形でも正弦波に分解できる・・・これはフランスの数学者フーリエが発見した定理で、それを行う手法を「フーリエ変換」といいます。フーリエ変換をデジタル化したものをDFT(Discrete Fourier Transform)といい、それを高速化したものをFFT(Fast Fourier Transform)といいます。近年ではほとんどの場合FFTが適用されます。 |
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A乗算の数を減らして高速化 FFTは ab+ac = a(b+c) といった因数分解を繰り返して乗算回数を減らすアルゴリズムです。複素乗算の数はDFTの場合N^2ですが、FFTだと(N/2)log2(N)となります。以下の表は複素乗算数の比較です。
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