●conf-3層目のEXCELを開く
このブロック図の右中段にconf-2〜6と呼ばれる畳み込み層があります(*1)。これらの層の出力は各BBOXの信頼度を示すものになります。
その3層目(conf-3)をEXCEL化したものがこれです。ダウンロードして開きましょう。
シートは1つ(confW3_Bias)だけで、これは重み係数のシートです(図6‐01)。入力は512チャネルありますが(*2)、カーネルが3x3=9なので4608行、出力は126チャネルあるので126列あります(*3)。
係数は-8, -4, -2, -1, +1, +2, +4, +8の8種類に制限しています。全て2の累乗なのでビットシフトで乗算を達成できます(乗算器の節約になる)。またこの層もバイアスは省略するのでありません。
(*1)conf-1層目は省略した。ここにあるようにsource1+L2Normを省略したことによる。
(*2)conf-3層目の入力はextras-2層目の出力。それらは512チャネルある。
(*3)種族(人、馬、自動車など)が21種、各BBOXの形が6種あるので21x6=126チャネルになる。 |