16-02 GTSRB クラス削減版 EXCEL+VBA

●クラスを10種に減らしたEXCELファイル

 EXCEL化はlisa-croppedの際と同じように進めます。

 @入力画像をPythonからコピペする(これは1層目だけ)
 A重み係数とバイアスをPythonからコピペする(各層)
 BVBAでシートを自動生成させる(各層)
 CPythonと結果を比較する(各層)


 表16‐01 各層のEXCELファイル
1層目 small_layer1.xlsm
2層目 small_layer2.xlsm
3層目 small_layer3.xlsm
4層目 small_layer4.xlsm
5, 6層目 small_dense56.xlsm

●生成した重み係数とバイアスのオーバライト

 PythonとEXCELの結果が一致したらVBAで重み係数とバイアスを生成します。これもlisa-croppedと同じように進めます。vbaoutputフォルダはこれを展開してEXCELと同じ場所に置きましょう。

 
重み係数のHDLは各フォルダ(w1rom, w2rom,... w6rom)のファイルと置き換え、バイアスのHDLはconv_layer1〜6.vhd内のBIAS_XXと置き換えます。


図16-10 自動生成したHDLの置き場所


●カメラエミュレータROM、推論ラベルパターンROMも置き換え

 
カメラエミュレータのHDLは図16-10のcamromフォルダのファイルと置き換え、推論パターンのHDLは図16‐11のROM_PAT.vhdの中身と置き換えます。それらHDLの生成にはsmall_misc_gen.xlsmを使用します。このEXCELの作成法・使用法もlisa-croppedを参考にしましょう。


図16-11 推論ラベルも変えておこう

  生成されたHDLだけをQuartusプロジェクトにオーバライトして論理合成→プログラムします。それだけで認識のようすが違ってきます(道路標識43種→10種)。

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